私、舞衣、34歳。結婚して5年目になる夫・正人との関係は最初は順調だった。しかし、彼が仕事で失敗し、収入が減ったため、私はパートから始めて、徐々にフリーランスとして安定した収入を得ることができた。最初は月10万、次第に30万、そして気づけば月収50万を超えるようになった。
そんなある日、夫から「義実家で同居して欲しい」と頼まれた。義両親は高齢で、親孝行のために一緒に住みたいというのだ。私が少し迷ったものの、最終的に同居を決意した。
しかし、同居生活が始まると、義実家の経済状況が目に余るものだった。義母は高価な服を買い、義父はゴルフに浪費。義姉はニートで、ゲームやマンガを買い漁っていた。私が家計を見てみると、無駄な支出が多すぎた。
そして、ついに義姉が「家に金を入れないニート嫁は出てけ!」と言い出した。私が毎月50万も義実家に入れていたことなどお構いなしだ。夫もその後、「離婚しよう」と言い出し、離婚届にサインをさせられた。
私はその後、すぐに貯金を取り戻し、自分の実家近くに引っ越した。義実家は金の使い方を改めず、退職金を使い果たし、最終的に家まで売る羽目になった。
私は平穏無事に一人暮らしを始め、今では貯金も順調に増え、次のステップとして投資を考えている。あの夫と義実家から離れて、本当に良かったと心から思っている。