私が娘を連れて家出したときに手を差し伸べてくれたのが、今の夫でした。元夫からひどい暴力を振るわれ、赤ちゃんを抱え深夜の公園に飛び出した私。絶望の中、一人の男性に声をかけられました。「赤ちゃん泣いてますよ。家で少し休みませんか?」そのときは信じられなかったけど、本当に彼が救いの手を差し伸べてくれたんです。
その男性の名前は、今の夫。そして彼の家族も温かく出迎えてくれました。義母は傷の手当をしてくれ、義祖母は涙を流しながら「もう大丈夫よ」と言ってくれました。この家の温かさが、私の心に灯をともしました。