タイヤの空気圧、正しく管理できていますか?実は、9割の人が勘違いしている事実があります。それは、車の指定空気圧が「冷感時」を基準にしているという点です。つまり、車が完全に冷えた状態で測るのが正解。それを知らずに、ガソリンスタンドで空気圧をそのまま合わせてしまうと、間違った数値になりがちです。
例えば、指定空気圧が240kPaでも、走行後の温感時にその数値に合わせると、実際には冷感時で不足していることがあります。これが長期的にタイヤの寿命を縮めたり、燃費を悪化させたりする原因になるんです。
では、どうすればいいのか?ガソリンスタンドで空気を入れる場合、指定空気圧の1.1倍、つまり260kPa程度に設定するのがベスト。これなら冷えた時にも十分な圧力を維持できます。